世界禁煙デー

 

世界禁煙デー 第17回フォーラム

 

【 シンポジウム 】
 宮城県の受動喫煙防止対策の進歩状況
             宮城県議員    菅間  進 氏

 

 一昨年、昨年と6月定例会で受動喫煙対策の取り組みについて質問をし、受動喫煙防止条例制定への県の考え方についてもたずねて参りました。残念ながら宮城県の現状は率先して受動喫煙防止条例を制定しようという状況ではなく、受動喫煙対策は世の中平均値と横並びに進めていくという姿勢がうかがえます。

 更に本年、3月11日に起きた東日本大震災により県内沿岸部地域が壊滅的な被害を受け、仙台市内陸部でも宅地被害が集中し、宮城県としても発炎直後の救助、救援活動、捜索活動、避難所支援等の緊急対応から仮設住宅建設やがれき処理などの復旧事業遂行に全エネルギーを注いで来たというのが県政の状況です。

 又、福島第一原発事故による放射能汚染問題が宮城県にも及び、その対策にも更にエネルギーを注がなければならなくなっています。

 大震災の復旧・復興から発展に向けて県の復興計画も作成されましたが、その10年間の計画実行の努力と並行し、どのように受動喫煙防止条例制定の実現を図るかを皆様と共に考え、行動してまいりたいと考えます。

 

世界禁煙デー 第17回フォーラムへ戻る

このページの上へ